阪神・佐藤輝 5試合連続安打「いい状態続いている」納得の表情 4日から由宇遠征帯同

 2回、左前打を放つ佐藤輝(撮影・北村雅宏)
 2回、左前打を放つ佐藤輝(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神4-3ソフトバンク」(2日、鳴尾浜球場)

 1軍昇格へ向けてアピールを続けている。阪神・佐藤輝明内野手が「4番・三塁」で先発出場し、1打席目の左前打で5試合連続安打をマーク。「いい状態が続いている」と好調のバットで存在感を示した。

 二回、先頭で打席を迎えると左腕・笠谷と対戦。1ボールからの2球目、内角寄り147キロ直球に詰まりながらも左前にはじき返した。5月29日のオイシックス戦から響かせ続ける快音に「内容はずっとよかった」と納得の表情を浮かべた。

 1点リードの六回には貴重な追加点も生み出した。1死一、二塁の好機で打席へ。左腕が投じた高めのスライダーを捉えると、一塁へ失策を誘う痛烈な打球を放った。ボールが右翼線に転がる間に二走・豊田が生還。鋭いスイングで攻撃の流れを止めなかった。

 課題とされる守備も無難にこなした。この日は4度の打球処理でミスはなし。「いろいろと練習をしながら、今日は何個かいい守備ができたのでよかったです」とうなずいた。

 4日からは由宇でのウエスタン・広島戦に帯同する予定。攻守共に状態をさらに高め、1軍から声がかかるのを待つ。

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