岡田阪神 ゲラの2軍降格でさらに高まる桐敷、石井への期待 「もっと評価されていい」 中田良弘氏の視点
「阪神1-3楽天」(4日、甲子園球場)
岡田阪神は延長十回に5番手のゲラがつかまり、惜敗。交流戦はこれで1勝5敗となった。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は先発の村上の後を受けた桐敷、石井について「走者を出したが、ともに無失点。打線の援護がなかなか望めない中、2人の踏ん張りがあるからこそ、チームは何とか今の位置で踏ん張れている」と称賛した。
ダブルストッパーを務めていたゲラで落とした1敗。「ロッテ戦は岩崎、ゲラがセーブに失敗。そしてこの試合はゲラに黒星がついた。抑えが打たれての敗戦はチームにとって痛い。後遺症が残る」と今後への影響を指摘しつつ、「だからこそ桐敷、石井の存在が際立つ。もっと評価されていいい」と両投手への賛辞を述べた。
「才木を除いて、今は先発投手が6回で降りるケースが多い。打線も多くの得点が見込めない中で、リリーフ陣に大きな負担がかかっている。そんな中で桐敷と石井は自分たちの役割をしっかりと果たし、ゲームを壊さないで終盤につないでいる」と中田氏。試合後にはゲラの2軍再調整が決定。2人にかかる期待はさらに高まるに違いない。