2軍降格の阪神・大山が再起を誓う「下を向く時間もない」 鳴尾浜でアメリカンノックやロングティーなどに取り組む

 ノックの打球を追う大山(撮影・北村雅宏)
 ノックの打球を捕球する大山(撮影・北村雅宏)
 打撃練習する大山(撮影・北村雅宏)
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 2軍降格となった阪神の大山悠輔内野手(29)が5日、再起を誓った。鳴尾浜球場での2軍残留練習に参加。「もちろんいい時間にしたいと思いますし、この時間をどう大切に過ごすかが大事になってくると思う。でも、下を向いていてもしょうがないですし。下を向く時間もない。前を向いてやりたいですし、この時間を大切にして一日、一日、やりたいと思います」と率直な思いを口にした。

 今季はここまで53試合に出場し、打率・199、3本塁打、19打点。前日4日・楽天戦(甲子園)ではスタメンから外れると、延長十回2死一、三塁で次打者の代打として準備していたが、打席は回らず、岡田政権下では初の出番なしとなった。

 この日の練習では、体にキレを出すために精力的に動いた。三塁でノックを受けると、そのままアメリカンノックに突入。その後は、ロングティーやフリー打撃、室内打撃なども行い調整を進めた。

 出場選手登録が抹消されて戦列から離れたが、チームを思う気持ちは変わらない。「1軍の試合には今出られないので、自分の時間にするしかないですけど、1軍の試合の勝利は常に願っていますし、今は応援することしかできないので。今は応援しながら自分の時間をしっかり持ってやっていきたい」と大山。再びチームを支えるために、必ず暗く長いトンネルから抜け出す。

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