阪神・梅野 24打席ぶり快音!久々の長打 巻き返しへ「自分たちで打破していくしかない」
5枚
「阪神1-4楽天」(6日、甲子園球場)
何とかして反撃ののろしを上げたかった。阪神・梅野隆太郎捕手が1打席目の左翼線二塁打で24打席ぶりに安打。長いトンネルを抜け出したが、敗戦の悔しさをひとしきりかみしめた。
「今日のヒットより、どうやったらチームが勝てるか。みんながつなぐ気持ちとか。我慢してたらいいときが来ると思うので頑張ります」
待望の一打は2点を追う三回。1ボールから左腕・藤井の直球をコンパクトなスイングで左翼線に運んだ。今季2本目の長打となる二塁打でチャンスメーク。1死三塁から西勇の中前適時打で生還し、1点を返した。
チームとして奪ったのはこの1点のみ。今季初の同一カード3連敗を喫した。「みんなね、どうやっていいか正解がないし、見えないものもいろいろある。でもやるのは選手。自分たちで打破していくしかない」。まだ6月。仲間と結束力を高め、巻き返す。