「阪神１－４楽天」（６日、甲子園球場）

　登板２試合連続で犯した守備のミスが、命取りとなった。阪神・西勇輝投手が自身の失策も絡んで６回４失点（自責２）で、２年連続勝利中だった楽天戦で移籍後初黒星。自ら反撃打を放った直後のエラーだっただけに「焦ったというか、打球が変わったのを反応できなかった。こういう失敗もあることは分かってるんですけど、やっぱりタイミングなんで。もったいない」と悔しさを吐き出した。

　初回は先頭への四球を皮切りに２点を失ったが、三回１死三塁の打席で今季２本目の適時打をマーク。「向かっていった結果がヒットになった」と４年ぶりのシーズン複数打点となった。だが、四回に打球処理でファンブルした上に一塁悪送球のダブルエラーと、“投手適時打”をやり返され２失点。「次はバッターにいい流れが向くように投げていきたい」と反省点を次戦への糧にした。