阪神・ビーズリー 不振の西武打線にも油断なし「打線を起こさないように」8日先発へ
8日の西武戦(甲子園)に先発する阪神のジェレミー・ビーズリー投手(28)が7日、甲子園で練習を行い、得点力不足に悩む西武打線にも油断せずに挑む。
「向こうの打線を起こさないように、自分らしくいつも通りのピッチングをできるようにはやりたい。他のチームと同じぐらいしっかり注意を払って投げていきたい」。7日時点で12球団ワーストのチーム打率・208の西武でも、隙を見せないことを誓った。
前回登板の1日・ロッテ戦(ゾゾ)は6回3安打1失点と粘投したが、3勝目はならず。チームもなかなか勝てない状況が続く。「ランナーをためずにしっかりイニングを消化していけたら」とイニングイーターとなり、勝ち星を導きたい。
パ・リーグの打者には「チームの色はあると思うんですけど、バッターもみんな個性があるので。一人一人特徴とか見極めながらしっかり投げていけたら」と話す。甲子園での登板にも「ホームだから、アウェーだからって、そういうところはあんまり考えないです」と泰然自若だ。伸ばしたひげとは対照的に、「切りたかったので」と髪形はさっぱり。気持ちも新たに、快投でいい流れを呼ぶ。