「阪神４－１西武」（８日、甲子園球場）

　阪神は５月２３日・広島戦以来となる連勝を決めた。交流戦最下位を脱出した。先発のビーズリーは来日初完投勝利。安定感のある投球で、二回は先頭に四球も、１死一塁から炭谷を遊ゴロ併殺に打ち取った。五回も先頭・長谷川に左前打を許すも、続く西川を二ゴロ併殺に仕留めて、３人で片付けた。

　六回は先頭・滝沢の内野安打に続いて、代打・陽川へは四球。無死一、二塁のピンチを背負ったが、源田を投ゴロ、山野辺と栗山は連続三振で切り抜けた。

　九回に１失点したが、９回１１９球、４安打１失点６奪三振の内容だった。

　打線は三回に一挙３得点で流れをつかんだ。先頭の梅野が中前打、木浪が右前打。西武先発・高橋から連打でチャンスメークすると、１死一、二塁から中野の右二塁打で先制点を奪った。さらに森下にも２点適時打が飛び出した。

　五回には１死から中野と前川が連打。１死一、三塁で森下が中前へ運んで２打席連続適時打をマークして、４点目をスコアボードに刻んだ。