「阪神－西武」（９日、甲子園）

　阪神の渡辺諒内野手が三回２死から奥村のファウルフライを追って一塁カメラマン席に転落。途中交代するアクシデントが発生した。

　頭部から真っ逆さまに落下し、甲子園が悲鳴に包まれた直後、ベンチからはトレーナーが駆け寄り、藤本、馬場コーチらも飛び出した。内野陣と右翼・森下は一塁カメラマン席の周りに集まり、ベンチの岡田監督、ミエセスらも心配そうに見つめた。

　仰向きのままでしばらく起き上がれずに担架も準備されたが、起き上がった後は自らの足でベンチへ下がって、途中交代となった。

　代わって糸原が一塁守備に入った。渡辺は試合中に球場を離れ病院へと向かった。