ノーノー逃した阪神・才木 第一声は「悔しいです」と苦笑い 8回の投球中断は「足がつった」

 森下からウイニングボールを受け取り、笑顔を見せる才木(右から2人目)=撮影・山口登
 リリーフカーに乗りファンの声援に応える才木(撮影・山口登)
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 「阪神3-0西武」(9日、甲子園球場)

 阪神が快勝。西武に同一カード3連勝で貯金3とした。才木が8回1安打無失点で両リーグトップの7勝目を挙げた。

 先発の才木は八回1死まで無安打無失点の快投。八回1死から山野辺にフェンス直撃の三塁打を許して快挙達成とはならなかったが、圧倒的な投球でゼロを並べた。

 才木は五回に先頭に四球を与えてバントとゴロの間に三塁まで出塁を許したが、ホームベースは踏ませず。八回は一時治療へと向かったが続投し、このイニングを投げきった。

 試合後のヒーローインタビュー。才木は開口一番「悔しいです」と苦笑い。甲子園の期待も感じていたそうで、「すごい盛り上がっているなと。そりゃ盛り上がるよなと」と笑った。

 八回、源田の打席での投球中断は「足はつっただけなんで、全然大丈夫です」と振り返った。七回、中野の値千金の2点三塁打については「頼むと思っていたら打ってくれた。さすがだなと思います」とうなずいた。

 お立ち台に一緒に上がった中野は「(前の打者の)ふがいない才木の三振を見た後、才木のために打ってあげようと思いました」と笑わせた。

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