阪神・村上 サンデー才木に負けてられない 「火曜の勝率は悪いんで」勝率・286も次こそ勝つ

 11日・オリックス戦(京セラ)で先発する阪神の村上頌樹投手(25)が10日、火曜日の勝率アップを誓った。今季は開幕から6連戦の初戦を任されてきたが、チームは火曜日に勝率・286と苦しんでいる。今回は3連勝中のチームの勢いにも便乗して、昨季の日本シリーズ以来の対戦となるオリックス打線を封じる。

 甲子園で調整を終えた村上が、気になっていた数字を明かした。今季は登板した全試合で岡田監督が重要視する試合を託されてきたが…。「火曜の勝率は悪いんで」。申し訳なさそうに切り出した。

 防御率1・97ながら、広島・床田と4度投げ合うなどエース級と対戦していることもあって2勝4敗。チームも火曜日は4月30日・広島戦での勝利を最後に4連敗中で、2勝5敗2分けで勝率・286と苦しんでいる。

 「なんとか勝てるように。ここずっと勝ってないんで、火曜日。なんとか勝って、チームがいい状態になれるように頑張っていきたい」

 登板2日前に受ける刺激が思いを強くする。才木が11試合全てに先発している日曜日は、チームは9勝2敗で勝率・818。同級生右腕は9日・西武戦でも八回1死までノーヒットノーランの快投を見せ、両リーグトップの7勝目を挙げた。

 投球を見ていた村上は「(ノーノーを)やるかなと思ってたんですけど。才木なら次もまたチャンスかなと思う。なるべく自分もそういうピッチングができるように」と気合を入れた。

 オリックスとは昨季の日本シリーズ以来の対戦となる。今季はパ・リーグの5位ながら5連勝中。さらに今季から加入した西川は4試合連続適時打と状態を上げている。「離脱者が多いかもしんないですけど、気を付けたい」と警戒を強めた。

 今回の登板はチームが3連勝中で迎える。「ほんとに、ここずっと勝ててないんで。初戦の火曜日。なかなかきつい状況になってしまうので、初戦に負けたら。チームが楽になれるようにしていきたい」と再び火曜日に勝つ意義を強調した。

 長いイニングを投げて勝てれば救援陣の負担を減らし、岡田監督も週末に継投で勝負を仕掛けられる状況となる。交流戦最後の6連戦初戦。チームの勝利だけを求めてマウンドに上がる。

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