阪神・岡田監督が嘆き節 火曜日5連敗に「しんどいわ」 15三振の打線に「そらあかんわなあ。ボール球を振ってストライクを見送ったら」

 9回、ベンチで険しい表情の岡田監督(中央)=撮影・北村雅宏
 試合に敗れ、足早にベンチ奥へと向かう岡田監督(80)=撮影・北村雅宏
 4回、空振り三振に倒れてベンチへ引き揚げる佐藤輝(手前)を見る岡田監督(中央奥)=撮影・立川洋一郎
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 「オリックス4-0阪神」(11日、京セラドーム大阪)

 阪神が昨年の日本シリーズの相手との接戦を落とし、連勝は3でストップした。今季ワーストに並ぶ15三振の打線について岡田彰布監督は「そらあかんわなあ。ボール球を振って、ストライクを見送ったら」。これで火曜日は痛恨の5連敗となり「そら、しんどいわ」と嘆いた。

 岡田監督の一問一答は以下の通り。

 ◇  ◇

 (自ら切り出し)

 「やるで、何もないけど」

 -あれだけ三振が多いのは、やはり相手投手がよかったのか。

 「いやあ、知らん、俺はわからん」

 -ボール球を振らされているのか。

 「見送りの方が多いやろ。ボールはそらおまえ、自分で振るんやから。バッターが。見送りって言うてもおまえ、ストライクらしいなあ見送ってんの。そらあかんわなあ。ボール球を振って、ストライクを見送ったら。あれだけ見逃しておまえ、ストライクなわけやからなあ」

 -村上は最後まで代えなかった。

 「球数も少なかったしな。2点じゃまだワンチャンスやから。そんなん。わからへんやん、DHは。そのためのDHやからのう。最後、代わるか?って聞いたけど、最後までいきますって言いよったから」

 -援護点が少ない中での投球。

 「援護点少ないってあれへんやん。ゼロやん」

 -ブルペンを使わずに済んだ。

 「そんな問題じゃないわ、おーん」

 -火曜は勝てなくてしんどい。

 「そら、しんどいわ。もう極端やな、打てるもんと打てんもんとな。しゃあないわな、一緒やもんな。こんだけボールをな。立ってたらみんなフォアボールやのにな、この間から」

 -9日に頭部打撲を負った渡辺は大丈夫そうか。

 「そら大丈夫やろ、こんだけ打って。あれいてなかったら、何もないわ」

 (去り際に)

 「(きょうは)何にもないわ、終わりや、終わり」

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