阪神2軍 大山は「4番・一塁」で初安打 和田監督「体はしっかりしつつあるのでね」一問一答

 1回、安打を放つ大山(撮影・石井剣太郎)
 1回、安打を放った大山(左)はベンチの歓声に応える(撮影・石井剣太郎)
 4回、トーマスの打球を処理する大山(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、阪神1-0オリックス」(12日、鳴尾浜球場)

 阪神は栄枝の決勝打の1点を守り切り2連勝した。ただ、オリックス投手に10三振と三振の数も目立つ試合となった。

 今季9度目の先発・秋山は今季最長の6回を三季初無失点に抑えた。ピンチだったのは五回。2死三塁の場面も追い込んで直球で遊ゴロに打ち取った。6安打も併殺3回で仕留めた。2番手・ゲラは降格後初登板。1回無安打無失点の快投を披露した。

 打線は「4番・一塁」で実戦2度目の出場となった大山が1打席目に初安打。初回2死一塁からセンターへ鋭くはじき返した。栄枝は5月26日のウエスタン・オリックス戦以来のマルチ安打。七回2死三塁では左前打で決勝打とした。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -大山が安打。打席にどんどん立って調整か。

 「もうそれしかない。あとは勝負勘とかそういうところをね。ヒットは別としてスイングはしっかりできているので、あとは体のキレをもう一回、勝負勘というところを取り戻して。2打席目の見逃し三振なんか、読み違えとかではないけれど、そこらへんのところがもう少し手が出るようになると。もちろん大山の考えがあって別の球種に絞っていたかもしれないけれど、あそこらへんの勝負勘であったり、反応であったり。これは打席に立たないといけないので。ここ1週間くらいずっとしっかり走って、打ち込んで守備をやって、体はしっかりしつつあるのでね。あとはキレというところで、これはもう練習のキレではなくて。そういうところを数多く打席に立ちながら一つずつクリアしていく。でも昨日も今日も内容的にはそんなに悪くないと思うので、良い状態に近づいていっているのではないかな」

 -守備にも就いた。

 「まあまあ、段階を踏んでっていうことで、昨日はDHだったけれど。守備につけないでいるわけではないからね。故障してるわけでもないし。基本守備にはつけるんだけどしっかり段階を踏んで、まずはバッティングっていうことでね。それでもうあそこもクリアして、あとはゲームの体力、スタミナっていうところもね、取り戻さないといけないし。そこはやっぱりDHだけではなかなか難しいんで、やっぱり守って、走ってって、最後はやっぱりフル出場するくらいの感じになってこないと」

 -秋山が今季最長イニング。

 「いろんなボール駆使して、スピード出なくても、ぶつかって、若い選手の見本になるようなピッチングだったし、ゲッツー捕りたいときにはそこに打たすという配球。これはバッテリー、キャッチャーも伴ってのことなんだけど、今日はそういうところも素晴らしかった」

 -ゲラも降格後初登板。

 「1軍の試合も見てたし、こっち来てのブルペンでもそんなに悪くなかったけど、スライダーの制球というところで苦しんでいたかなというところがあったので。今日はスライダー中心とは言わないけど、しっかり使いながらストライクゾーンで勝負できていて、追い込んだらボールゾーンで空振りを取るという本当に理想的なピッチング、配球を見られた。疲れもとれてきただろうし」

 -登板を増やしていく。

 「あれ以上イニングを増やしたりというところはもう彼の持ち場とは違うようになってしまうので、戻った時のことを考えながらやっていきます」

 -門別は昨日アクシデントか。

 「問題ないということなので、様子を見ながら。背筋というか、どこっていうあれじゃなくて。無理はさせないように、少し感覚を開けながらまた次の登板に向けてね」

 -明日の先発は。

 「明日は茨木」

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