4打数無安打の阪神・中野は1番起用で「本来の良さが少し消えている」谷佳知氏の視点

 「オリックス4-0阪神」(12日、京セラドーム大阪)

 阪神はオリックスとの大阪ダービーで2試合連続完封負け。交流戦の勝率5割以下が確定した。巨人、オリックスで活躍した谷佳知氏がデイリースポーツの解説を務め、精彩を欠いた打線に言及。大山不在で近本が4番に入ったことにより、1番を務めている中野について「気負いがあるのか、少しスイングが強引になっている印象を受ける」と指摘した。

 中野は6月4日の楽天戦(甲子園)から8試合連続で1番に起用されている。マルチ安打を4試合で記録している一方で、4打数無安打に終わったこの試合を含めてオリックス戦2試合は快音がない。谷氏は「今季の特徴として、右方向への打球が多い印象がある。強い打球を打ちたい、という思いが伝わってくる一方で、もっと広角に打てる中野本来の良さが少し消えているように思う」と分析した。

 その上で「1番に入って少し気負いがあるのかもしれない。1番・近本、2番・中野という並びが、中野本人にとっても、阪神にとってもやはり理想なのだろう」とし、「中野はもっとうまくヒットを打てるバッター。大山が帰ってくるまでは我慢の時かもしれないが、もう少しセンター中心に打ち返す意識を強く持ってもいい」と期待を込めた。

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