阪神2軍 井坪がサヨナラ打で3連勝 ノイジーが降格後初本塁打 大山は3打数ノーヒット

 9回、井坪がレフトにサヨナラ安打を放ち、片山(左)からバケツの水で歓喜の洗礼(撮影・金居みつよし)
 9回、井坪がレフトにサヨナラ安打を放つ(撮影・金居みつよし)
 7回、ノイジーが左にタイムリーツーベースを放つ(撮影金居みつよし)
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 「ウエスタン、阪神3-2オリックス」(13日、鳴尾浜球場)

 阪神が井坪のサヨナラ打で3連勝を飾った。同点で迎えた九回、先頭・福島の内野安打と井上の四球でチャンスメーク。1死一、二塁で、代走から途中出場の井坪がこの日初打席に立って、左翼フェンス直撃の一打で勝負を決めた。

 二回にはノイジーの逆方向へのソロで先制。直球を捉えて降格後初アーチとなった。ノイジーは六回2死二塁でもチェンジアップをはじき返して、左翼線への適時二塁打で2点目を奪った。

 投手陣は先発の茨木が6回2安打無失点。九回に登板した湯浅は、8試合連続での無失点投球となった。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -井坪がサヨナラ打。

 「持ち味が出たというか、ファーストストライクからしっかりスイングして。フォアボールの次の初球というのもあったけど、振っていきながら合わせていくタイプの選手なので。あそこで1球で仕留めるのが非常に価値がある」

 -ノイジーの状態は上がってきてる。

 「上がってきてるというか、今日の2本で上がってこないとあかんし。きょうはまっすぐも変化球も打って、どっちもタイミングをしっかり取っていい打球を飛ばせてるんで。一日一本出るか出ないかの試合が続いて、本人ももんもんとしてただろうけど、今日の2本ですっきりしてガンと上がっていってほしいよね」

 -茨木は安定した投球。

 「あとは立ち上がりだね。立ち上がりの制球が、ここ何試合かあまり良くないんで、今日はゲッツーで切り抜けたけど、そこら辺が課題かな」

 -湯浅が無失点を8試合続けている。

 「まっすぐの質が上がってきてる。意図的に空振りを取れるようになってきてるし。今まで150出ても前に飛ばされる、捉えられる時期があったんだけど、ここ何試合かまっすぐが良くなってきてるのはベンチで見てても感じるね」

 -大山の取り組む姿は。

 「ゲームの姿より、ゲームに入る前の朝早く来て、しっかり準備して、やるべきことを必死になってやって、それでゲームに臨んでというところなんで。今結構追い込んでるから体もキツいかもしれないけど、その中でのゲームなので。今は打席に数多く立って、良くなっていけばいいんでね」

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