阪神・森下 豊田先輩と“東海大相模コンビ”で躍動 貴重な2点適時二塁打

 「オリックス0-5阪神」(13日、京セラドーム大阪)

 ボルテージが一気に上がったドームで迷いなく振り抜いた。流れに乗った阪神・森下が貴重な追加点でさらに虎党を歓喜の渦に巻き込んだ。

 「芯に当たってよかった。聖也(木浪)さんがいい場面にしてくれたんで、コンパクトにいきました」

 2点を先制した四回1死二、三塁の好機で打席に入った。「打球を上げれば1点取れるっていうケースだったんで、狙いはヒットに」と2球目の直球を捉え左越えの2点適時二塁打とした。二塁に到達すると、小さくガッツポーズして喜んだ。

 プロ初安打をマークした豊田は東海大相模の先輩。2015年、夏の甲子園で優勝した際に4番として活躍していた姿を見ていた。入れ違いでの入学となったものの「ああいう舞台でやりたいなって思えたきっかけをくれた人」と話し「プロの舞台で一緒に戦えたっていうのはすごく楽しかった」と“東海大相模コンビ”での活躍を喜んだ。

 打線が苦しい中での大きな1勝に「どんな形であろうと勝てればいいと思う。もっともっと追加点を取れれば大きな展開だった」と勝利に貪欲な姿勢を見せる。「まだ1勝しただけなんで、これからどんどん勝てるようにしたい」。チームの勝利に欠かせない森下が、いい流れを引き寄せる。

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