阪神・岡田監督「ベンチでサイン出してもなんにもならへん」「ほんま、ず~っとや」完封負けに語気強め【一問一答】
「ソフトバンク2-0阪神」(14日、みずほペイペイドーム)
痛恨の完封負けを喫した阪神・岡田彰布監督は嘆き節だ。試合中にサインミスなどがあったとみられ、「ベンチがサイン出してもなんにもならへん。ほんま、ず~っとや」と語気を強めながら振り返った。9イニング中5度得点圏に走者を進めるもあと一本が出ず、渡辺の走塁ミス、木浪の併殺打、ノイジーの三振ゲッツーなどチグハグな攻撃で好機を潰しまくった。
以下、岡田監督との一問一答。
-序盤はチャンス作ったが。
「ミスばっかりや。なあ。ツーアウトからお前、8番、9番でな。安心したんやろな」
-伊藤将はあそこだけだった。
「そこだけやんか。だからいうてるやんか。安心したかなんか、知らんけどな。ツーアウト、ランナーなしから」
-球自体は。
「そら、みての通りやろ。ボール自体は、アカンかったら、打たれてるやろ」
-チャンスをいかせないと流れが。
「それは、自分らで潰してしもうてるわけやからな」
-上がってきたノイジーも八回の空振りは。
「いや、真っすぐあたらへんねんもん。そりゃ、しゃーない。真っすぐ当たらへんねんもん。え?そんなもんお前」
-チャンスで前に飛ばないと。
「そらフルカウントからランエンドヒットでお前、ストライクきましたで、まっすぐ空振りするんやから。そら、何にもできひんやんか。走らすこともできひんやんそれやったら」
-ヒットは出る。
「ヒット出ても、走れいうても走らんし、走ったらバッター空振りするし、走ったら勝手に打つし、点なんか入るわけない。もう全然、そら。なんにもないわ、ほんま」
-地に足がついてないか。
「勝手に打ちよんねんもん、知らんよ、オレも。ベンチでサイン出してもなんにもならへん。ほんま、ず~っとや。走れ言うて、みんな盗塁のサイン出してるんやで、走らんだけやで、おまえ」