阪神・岡田監督「初回3点は重いよ。今の状況から言うと」打順変更で好機作るも「得点圏行ったらタイムリー出んとアカン。そういうことやろ」
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「ソフトバンク6-2阪神」(15日、みずほペイペイドーム)
阪神は近本を13試合ぶりに1番に戻し、佐藤輝を4月14日の中日戦以来、今季2度目の4番に起用するなど大幅に打順を組み替えたが、序盤の失点が大きすぎて逆転することはできなかった。
岡田監督は「初回3点は重いよ。今の状況から言うと。立ち上がり悪かったな、コントロールがはっきりしとったもんな」と、ビーズリーが近藤に3ランを浴びた初回を苦々しい表情で振り返った。
初回には近本が内野安打で出塁して、すかさず二盗。絶好の先制機を迎えたが、中野、森下、佐藤輝が凡退した。「いい形言うても、タイムリー出なアカンやん。点取らなアカン。そこで打つか、打たへんかやろ」とし、「得点圏行ったら、タイムリー出んとアカン。そういうことやろ」と決定打を欠いた打線を厳しく指摘した。
再び貯金が底を突いたが、「ゼロになったいうことやろ」と再出発を誓っていた。