阪神 初回の2死球で敵地の阪神ファンが騒然 渡辺にも危険な1球 前日に木浪が死球を受けて骨折 不穏な空気に

 1回、死球を受ける中野(撮影・山口登)
 1回、盗塁を決める中野(撮影・山口登)
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 「ソフトバンク1-4阪神」(16日、みずほペイペイドーム)

 阪神が初回に前川右京外野手の2号満塁弾で一挙4点を先制した。だがソフトバンク・石川が与えた2死球にスタンドは騒然となった。

 1死から中野が右腕付近をボールがかする死球で出塁。続く渡辺にはあわや頭部死球となる顔面付近の1球があり、打席に倒れ込むと左翼席の阪神ファンがざわついた。

 そして前川の満塁弾直後、糸原に投じた2球目が右肘付近を直撃。これにスタンドからは怒号が響き渡った。

 前日には木浪が九回に背中へ死球を受け、左肩甲骨の骨折が判明。出場選手登録を抹消された影響もあり、不穏な空気がただよっていた。

 それでも今季、何度もチームの連敗を止めてきた才木が7回1失点の快投でゲームを作り、最後はリリーフ陣が試合を締めた。連敗を2で止め貯金を「1」とし、勝率5割以上をキープした上でセ・リーグとの戦いへ戻ることも確定した。

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