阪神・梅野 通算1000試合出場 球団生え抜き捕手では田淵幸一以来2人目「特別な思いがありました」

 「阪神2-1日本ハム」(18日、甲子園球場)

 猛虎の歴史に名を刻んだ。阪神・梅野隆太郎捕手が球団生え抜き捕手として、田淵幸一以来2人目となる1000試合出場。スタメンマスクをかぶって、五回終了時に試合が成立すると、記念パネルを受け取って大歓声に応えた。五回無死一、三塁ではセーフティースクイズを決められなかったが、節目の一戦、延長十一回の自身の打席でラッキーな形でサヨナラ勝利が決まり、「自分も特別な思いがありましたし、1000試合でいい思いをできたので自分でも忘れないポイント」と感慨に浸った。

 先発・村上を好リードしたが、くしくも日本ハムはプロ1年目の先発バッテリー。14年3月28日の巨人戦(東京ド)で代打起用され、自身がプロ初出場した試合の心境を、「忘れないっすね。ふわふわして。そういう感じが、(日本ハムの)バッテリーもすると思う」と照らし合わせた。

 プロ11年目の捕手一筋、野手最年長で17日には33歳の誕生日を迎えた。「痛いかゆい言ってられないポジション。まずは体が資本」。30歳の頃から治療器を個人で購入し自宅でのケアを増やして、“自己投資”をハードワークに耐える体作りに役立てる。

 今季初のお立ち台での締めくくりは、「明日は試合がないので…21日も勝つバイ!!」とリーグ戦再開へ景気づけ。8日・西武戦後のヒーローインタビューでは完投星のビーズリーに「勝つバイ!!」を先に披露され、「通訳が教えたみたい」と苦笑いしていたが、メモリアルな夜に本家の叫びが聖地にこだました。

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