阪神2軍は延長十回の末引き分け 熊谷が同点満弾 和田2軍監督「守備だけじゃなくて、やっぱり打つ方もね、磨いていかないといけない」

 「ウエスタン、阪神6-6ソフトバンク」(19日、鳴尾浜球場)

 阪神は延長十回の末、引き分けとなった。

 試合は6点を追う九回に猛攻。1死から野口が左翼への二塁打で出塁すると、続く代打・戸井は四球を選んだ。1死一、二塁で山田が中前打を放ち、満塁に。その後、相手の失策や押し出し四球などで2点を返した。

 4点ビハインドでなおも2死満塁。「2番・遊撃」で出場した熊谷が打席へ。フルカウントから左腕・渡辺が投じた直球を左翼へ運ぶ満塁本塁打で試合を振り出しに戻した。

 また、大山は「4番・一塁」でフル出場し、4打数1安打1四球。ゲラは1回を投げて2安打2四球で2失点だった。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 ◇  ◇

 -熊谷が九回に満塁弾で試合を振り出しに戻した。

 「やっと当たったよ(笑い)。あれをね、年に1回でいいから、上(1軍)で見せてくれたら、そう願って。本当にね、あそこでね、回ってきたのもそうだし、あそこで打てたっていうのはね、やっぱりそんなに打席はもうしょっちゅうは立てない選手だと思うけど。やっぱり木浪がね、ちょっとこういうことになって、何らかの形でね、チャンスがあるかもしれないから。そういう意味でもね、今日ショートだったんだけど。そうなってくるとね、守備だけじゃなくて、やっぱり打つ方もね、磨いていかないといけないんでね」

 -1軍から参加していた豊田も1打席目から二塁打。

 「うん、長打。いい状態を維持しようと試合に出てやってると思うんですけど。もう今のクマ(熊谷)にしても、豊田にしても、今は1軍の選手なんでね。ここではもう本当に調整っていう形で来てるんで、あとは本人の感覚なんで。ヒロシ(豊田)に関してはね、もちろん1軍のゲームも見てるけど、ほんとに必死になってね、結果を出してる。そういう姿をね、こっちの選手たちは見てるからね。やっぱね、豊田に続けってことで、うちの選手も非常に励みになってます」

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