阪神・岡田監督 課題の打撃「佐藤なんか悪なってるよ。なんとかせんとなあ」「簡単に考えんとしゃあないんよ」一問一答

 阪神の岡田彰布監督(66)が24日、倉敷で行われる25日の中日戦を前に、打撃を再確認する必要性を説いた。以下、主な一問一答。

  ◇  ◇

 -打つ方が課題か。

 「そら打つ方や。オープン戦から言うてるやん。3、4、5、6…もうすぐ5カ月目に突入する」

 -速い真っすぐを前で捉えろと言ってきた。

 「真っすぐはな。変化球は泳いだらええんよ。22日の大山のホームランでも泳いだホームランやんか。あれを見てどう思うかやろなあ。差し込まれてばっかりの選手がなあ。基本的にうちは泳ぐのが嫌や言うバッターが多いからな、結局。逆やって。引きつけるんじゃない、自分のポイントまで持ってきて打ついうことと勘違いするもんな。佐藤なんか悪なってるよ、打率見てみい。上がってきて下がってるやんか。まだ(2軍に)落ちる前の方が良かったよ、打ち方はな。また2割切るで。このままじゃ。なんとかせんとなあ」

 -森下は先日の指導を意識しているようには見えたか。

 「22日はな。怒って(先発を)外したからやろ。22日なんかフリーバッティング見てみい、ケージから出えへんやん」

 -今は自分の世界で考えすぎる選手が多いか。

 「バッティングなんか一番難しいんやから。だから、簡単に考えんとしゃあないんよ。ゴルフでも構えた時にチェックポイント10個くらいあったら、打たれへんやろ。打席入ったらピッチャーとの勝負なんやから。考えんと反応して打てと言うてんのや、森下にも。悩みながら打席入っても打てるわけないやん。もっとシンプルに自然体で(いけばいいのに)なあ」

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