痛恨引き分けの阪神・岡田監督 前川の九回二塁打に「罰金やん。(サインは)待てやん」【一問一答】

 「阪神1-1中日」(26日、甲子園球場)

 阪神は痛恨の引き分けで単独2位浮上を逃した。首位・広島とのゲーム差は3・5となった。先発・大竹ら投手陣が奮闘したが、打線が九回1死満塁を逃すなど、あと一本が出なかった。岡田監督は前川の九回二塁打に「罰金やん。(サイン)待てやん」と苦言を呈した。以下、岡田監督との一問一答。

  ◇  ◇

 -佐藤輝の四回の当たりはもうひと伸び。

 「そんなん言うてもしゃあない」

 -初球から積極的に。集中力がある。

 「いやあ、集中力というか、そら集中力は絶対持たなあかんやろ。そんなの。今ごろ集中力出てきましたじゃアカンやんか。それは」

 -九回は前川は打った。

 「罰金やん。(サインは)待てやん」

 -待てのサインの意図は。

 「佐藤を打たさなあかんのに。ああやってチャンス広がったら絶対敬遠やろ。フォアボールとかが一番ええんや」

 -ゲラ、岩崎は久しぶりだったが。

 「よかったゲラも、だからお前、楽なところがないから、もうしゃあないやん。なあ1回楽なところでって、楽な展開になれへんねんから、そらお前」

 -最後は漆原まで粘った。

 「おーん、なあ」

 -ゲッツーを取りにいった。

 「そらゲッツーやろ。そんなの。前来たらどんだけバッター打ちやすいんよ。逆やったらそらバックホーム態勢と思うけど、なんでそんな消極的な守りにするんよ。ゴロ飛んだらお前、ゲッツー取ればええやん。ゴロ打たせて」

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