阪神 ゲラ&岩崎のW守護神復活!救援陣無失点リレー 久々そろい踏み0封にゲラ「中継ぎ陣みんなが素晴らしい仕事した」

 1回を無失点に抑えたゲラ(撮影・立川洋一郎)
 1回を無失点に抑えた岩崎
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 「阪神1-1中日」(26日、甲子園球場)

 一時的に“解体”していた阪神のダブル守護神が、そろって信頼を取り戻すような好投を光らせた。まずはゲラが21日の再昇格後、初の登板で九回1イニングを無失点。呼応するように岩崎も、延長十一回をゼロ封だ。

 リリーフの無失点リレーに、ゲラは「久々の登板だったけど、本当に相変わらず中継ぎ陣みんなが素晴らしい仕事ができた。自分自身もこの雰囲気で投げられたんで良かったよ」とブルペンの強固な絆を誇った。

 ゲラにとっては4日・楽天戦(甲子園)以来となる1軍マウンドだった。1死から石川昂に中前打を浴びたが、福永を156キロ直球で空振り三振。代走・岡林に二盗を決められ得点圏に走者を背負っても、慌てることなく代打・大島を二ゴロに仕留めて、控えめなガッツポーズを決めた。

 復活を示す14球に、「自分の感じとしては良かったと思う」と手応えを示した。ダブルストッパーの一角として春先は順調に仕事をこなたが、5月26日・巨人戦(甲子園)から登板3試合連続で失点を喫して2軍降格。「技術的なことを短期間で変えたわけじゃないし、気持ちの面で考え直しクリアにして、気持ちもリフレッシュして上がってこられた」。鳴尾浜での日々は決して無駄ではなかった。

 岩崎が任されたのは延長十一回。1死から板山が放ったボテボテの当たりに、ベースカバーで素手キャッチする執念を見せたが内野安打に。続く細川はカウント2-2からチェンジアップで空振り三振に切って、最後は岡林を二ゴロで片付けてベンチに戻った。きっちりと仕事を果たしても、「特にないです。いつも通りです。明日も頑張ります」と涼しい顔を変えることはなかった。

 中継ぎ5人が5イニングを無失点でつないでも、援護点がなく勝利をつかむことはできなかった。無念のドローにもゲラは前を向く。「こういう時期もあると思うんでね、みんなでこうして我慢して行きたいなと思うよ」。次戦こそリリーフ陣の仕事が、白星に直結すると信じている。

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