阪神2軍 絶好調の野口が3安打3打点の猛アピール 和田2軍監督「彼本来のものに近づきつつある」一問一答

 8回、右前打を放ち塁上で手を上げる野口
 3安打3打点の活躍を見せた野口
 1回無失点に抑えた石黒
3枚

 「ウエスタン、中日7-11阪神」(27日、ナゴヤ球場)

 阪神は初回の先制から勢いそのままに、栄枝の今季ウエスタン2号ソロを含む13安打11得点と打線が奮起して連敗をストップした。

 25日からの中日3連戦で「1番」を務めた高寺が3試合連続のマルチ安打でチームの勝利に大きく貢献。連日の活躍を見せる野口は3安打3打点と猛アピールした。これで9試合連続安打、4試合連続打点とした。四回には栄枝が同点ソロ。3月24日のウエスタン・くふうハヤテ戦以来、約3カ月ぶりの一発となった。

 5番手で九回に登板したドラフト5位・石黒(JR西日本)は安定した好投で1回無失点3奪三振。これで11試合連続無失点をマークした。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -栄枝が2号。

 「今ファームに捕手が5人いるんで、ずっとは出られない中で調子維持するのは結構大変なことなんだけど、名古屋に来てから初戦と今日スタメンマスクを被って、バッティングの方も上がってきてるし。それよりやっぱり捕手っていうポジションなんでね、守る方で栄枝の肩っていうのは非常に魅力がある中で、バッティングの方も今日みたいなバッティングはできる選手なんでね。ちょっと出場機会は限られてるけどその中でも全力を尽くす姿っていうのはね、これはみんなやっぱね。今、5人いるから競争しながらなんだけど、非常にスタメンで出たときはいい仕事をしてるよね」

 -連日にはなるが、野口が3安打3打点。4試合連続の打点もついて状態が上がってきている。

 「そうだね。やっと。やっとって言っても、昨日の1打席目ぐらいからちょっと打球が上がり始めて、彼本来のものに近づきつつある。昨日だけで終わってしまってはまた戻ってしまうところなんだけど、今日もしっかり引き続きそういうバッティングができたんで。これをいかに続けていくか。今、ほんとにやっと上向いてるところなんで、すごく大事な時期だと思うんでね。野口にとってもね。もうほんとに1球たりとも、ゲームだけじゃなくて練習から無駄にしないで。バッティングなんかもう一瞬で崩れてしまうんでね。気持ちの入れよう、入れ方、取り組み姿勢っていうのは非常に大事になってくるんで。これはもうほんとに集中力を持って続けてほしいな」

 -本来の姿まではまだもう少し。

 「いやいや、それに向かいつつある。ただ、やっぱりもう200打席立ってホームラン1本だからね。やっぱり彼の魅力は何かという時にまだ物足りないところもあるし、ただそこに向かいつつある状態になってきてるってのは間違いないんで。本当に今日が良くて、はい、おしまいじゃなくて。毎日ゲームは続くわけなんでね、明日も引き続きっていうところで」

 -高寺が3連戦「1番」で先頭で出ていた。3試合連続のマルチ安打。

 「まだ打席によってムラはあるんだけど、やっぱり初回、この3連戦初回に3試合ともね、点が取れてる。そこは1、2番の頑張りだと思うんでね。やっぱり先攻なんで最初に点を取るチャンスがあるということになると、1、2番がいかに出塁するかっていうのは非常に大事になってくる中で、この3連戦の高寺の活躍は非常に良かったよ」

 -九回の石黒はとても良かった。

 「まあまあ、今日は展開的に楽な場面だったんでいつも通りのピッチングっていうところかな」

 -特別良かったわけではなく安定している。

 「うん。緊迫した場面じゃないんでね。だけど緩むことも抜くこともなく。自分のピッチングを黙々とするっていうね。いつも通りのピッチングはできてるよね。どんな状況でもね」

 -明日の先発は。

 「マルティネス」

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス