阪神・岡田監督「ゲッツー取ってたらどうってことなかった」三回、小幡の失策が勝負を分ける「ミスが出たらアカン打順」

 7回、選手交代を告げる岡田監督(撮影・西岡正)
 渋い表情の岡田監督。左は野口(撮影・金田祐二)
 3回、オスナの打球を捕球した中野の送球をエラーする小幡(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト6-1阪神」(29日、神宮球場)

 ミスが響き3位転落で6月の負け越しが決定。阪神の岡田彰布監督は「(伊藤将は)ゲッツー取ってたらどうってことなかったけどな。あのまま行ってると思うけどな」と三回のミスが勝敗を分けたポイントに指摘した。

 「打順的にも一番ミスが出たらアカン打順やんか。そんなもん。バッターの足と打球の速さ考えたら流れでゲッツー取るケースちゃうやんか。1個ずつポンポンとアウト取ったら」と指揮官。三回、1死一塁からオスナの打球は二塁正面へ。完全なゲッツーコースだったが中野の送球を受けた小幡が落球。チェンジが一転、1死一、二塁のピンチとなり、伊藤将が満塁から連続タイムリーを浴びてKOされてしまった。

 「ゲッツーとれる打球やんか。(3点やったら)全然そんなん」と語気を強めた岡田監督。「あの2点でな。完全に流れがこんわな。0-3じゃわからん」と嘆いた。

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