阪神・西勇 6回1失点好投も4勝目スルリ リリーフ陣崩れ逆転負け「こういう失敗をプラスに変えてほしい」

 「ヤクルト6-5阪神」(30日、神宮球場)

 つかんでいたはずの4勝目が、スルリと手元からこぼれ落ちた。中8日でヤクルト戦今季初登板の阪神・西勇が6回3安打1失点。絶大な信頼を寄せるリリーフ陣が逆転を許して悲劇の結末となったが、「いつもね、中継ぎが頑張ってくれてる展開。こういう失敗をプラスに変えてほしい。いつも抑えてくれてんねんし」と仲間を鼓舞した。

 立ち上がりからピンチを背負っても、最少失点の粘投を見せた。初回2死一、二塁はサンタナを三ゴロに仕留めて、先制点を与えず。惜しむべきは2点を先制してもらった直後、四回先頭のオスナに食らった左越えソロだ。五回も先頭・松本直の左翼線二塁打をきっかけに1死三塁とされたが、追加点を許さずに7球でこのイニングを片付けた。

 「悪い状況でもまとめられたし、修正もできたんで、プラスに捉えてます」と及第点の95球となった。2日から首位・広島との3連戦(マツダ)での登板予定はない。それでもチームの勝利のために、「火曜日、大事な試合になってくるんで、みんなでまたもう一回頑張ればいい」と一致団結を呼びかけた。

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