阪神が競り勝ち連敗を2でストップ 延長十回に近本の適時二塁打などで3得点 先発・才木は7回1安打無失点

 「広島0-3阪神」(2日、マツダスタジアム)

 阪神が延長戦を制して連敗を2で止めた。0-0の延長十回1死から小幡が四球で出塁。続く島田がヒットエンドランを成功させて右前打を放ち、小幡が三塁へ進塁する間に右翼・野間からの送球が大きくそれて三塁カメラマン席に入った。これで三塁に到達していた小幡のホームインが認められ、決勝点となった。なおも1死二塁で近本が左越えタイムリー二塁打。捕逸で1死三塁となり、中野の右前適時打で3点目を奪った。

 先発の才木は7回1安打無失点の好投。五回まで無安打投球を展開し、六回先頭の会沢に右前へ初安打を許したが冷静に後続を断ち切った。

 この日、才木は「マイナビオールスターゲーム2024」(23日・エスコンフィールド、同24日・神宮球場)のファン投票先発部門1位で初選出が決定。「ファン投票で選んでいただいたので、すごくありがたい気持ちです」と喜んだ。今季9勝目とはならなかったが広島で“御礼投球”を披露した。

 八回からは石井が登板。1死二塁とピンチを招いたところで、桐敷にスイッチ。秋山を三ゴロに打ち取り、野間に死球。最後は上本を右飛に抑えた。

 打線は相手先発の森下に苦戦。四回は2死一、三塁とチャンスを作ったが、佐藤輝が遊ゴロで凡退した。八回は先頭の小幡が森下から左前打で出塁し、続く才木の代打・島田が送りバント。処理した捕手・会沢が二塁に送球したが小幡が好走塁でセーフを勝ち取り、犠打野選となった。その後、2死一、三塁となり、打席には3打席連続三振中だった森下が入った。フルカウントから強振したが、右飛に倒れ、得点はならなかった。

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