18打席ぶり安打が適時打の阪神・近本「ヒットになって良かった」 八回の打席では監督からの「打て!!」に「監督の一言はすごい大きい」

 広島に勝利し、岡田監督(右)とタッチを交わす近本(撮影・中田匡峻)
 10回、レフトへ適時二塁打を放ち、塁上でベンチに向かって手を挙げる近本(撮影・中田匡峻)
 10回、レフトオーバーの適時二塁打を放つ近本(撮影・立川洋一郎)
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 「広島0-3阪神」(2日、マツダスタジアム)

 阪神・近本光司外野手(29)が1点リードの延長十回に自身18打席ぶりの安打となる適時打を放ち、勝利に貢献した。

 1点を先制し、なおも1死二塁で向かった第5打席。カウント1-2からの5球目、島内が投じた直球を左越えにはじき返し、適時二塁打で追加点を奪った。「ヒットになって良かったです」と安ど感をにじませた。

 八回無死一、二塁の第4打席は、岡田監督から呼び止められ「打て!!」と声をかけられたという。「監督なんでバントはないでしょと思ってましたけど、呼ばれたんで思い切って打っていいよと言われるやろなと思って。ありがとうございます、頑張りますでした」とやり取りを振り返った。

 結果的には中飛だったが、「プレッシャーにはなりますね…。でも、監督の一言はすごい大きいと思います」と言及。「明日が大事だと思うので、明日も頑張ります」と力強い言葉を残し、球場を後にした。

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