阪神2軍 青柳が6回無失点 4安打2打点の井坪に和田2軍監督「欲しいときに打ってくれる」

 先発登板し6回無失点と好投した青柳(撮影・金居みつよし)
 6回、中前適時打を放つ井坪(撮影・金居みつよし)
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 「ウエスタン、阪神6-1中日」(3日、鳴尾浜球場)

 阪神2軍は打線がつながり、快勝した。先発の青柳は6回2安打無失点。3四死球を出しながらも、持ち前の打たせて取る投球で0に抑えた。2番手の及川は、左手中指のマメの影響などから、5月24日・巨人戦(甲子園)以来の実戦登板。1回2安打1失点だった。

 打線では井坪が4安打2打点と勝負強い打撃で勝利に貢献した。

 和田2軍監督の一問一答は次の通り。

 -青柳が6回無失点。

 「球はずっといいし、ストライクゾーンでも十分勝負できるくらいのね。球自体はいい中で、散らばるのが持ち味の投手だけど、入りのところで2ボールのカウントが非常に多いので、そうなると絞られる。やっぱり不利になるので。そこだけかな。あとは青柳らしい投球ができたと思う」

 -及川も久しぶりの登板。

 「今日は本当に投げられること自体がOKというか、順調ということで。あとはちょっとゾーンが高いのと、真っすぐもまだ本来の及川の球じゃないんで。そこは上げていかないと。ただストライクはいつでも取れるから、ベンチで見ていても全然不安はなかったね」

 -今後は徐々にイニング伸ばしていく。

 「ちょっとずつイニング、球数増やしていって、いずれ先発に戻してもう一回というところなので。今日は投げられてよかった」

 -井坪が4安打。

 「本当に内容というか。打球の内容とか質からすると、どっちかと言うと芯に当たってカーンというよりはヒットゾーンに飛んでいるというか。ヒットゾーンに飛ぶのは好調であるし力がついてきているなあという感じがする。その中でシチュエーションというか、欲しいときに打ってくれる、ちょっとそういう打者に近づきつつある。返してくれたり、つなげてくれたり、いろいろな場面で4本。違う場面でヒットが出ているので。状態自体はずっとキープしていて。1試合打たなくても2試合、3試合は続かないのでね。非常に状態はいいかな。今度、上のレベルで勝負しようとなってくると凡打の内容も上げていかないといけないし、ヒットの内容も1軍に行けば結果オーライでいいんだけど。今、3割以上打っているんだけど、『え、3割打ってるんだ』という感じ。どっちとも取れるんだよね。そういう状態でも3割打っているととらえるか、もう一つ、こいつもっとできるんちゃうかというか。もっと長打も右中間、左中間に打てる打者だし、本塁打もまだ1本かな。もうちょっと打てる打者だと思う。ただ段階的にはこうやって3割前後で勝負できているんで、より上を目指そうと思えばね。今、バッティングのことばっかり言っていたけど、守備でも相当投手を助けているんでね。守備は相当成長している。走塁も非常に興味を持っている。今日は失敗もあったけど、前向いた失敗なので、次に生かしてくれれば。そういう意味では井坪は3拍子で勝負しないといけない選手だから。今のところいいところが出ている。試合で」

 -明日の先発は。

 「茨木」

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