阪神・岡田監督 球団歴代最多タイの514勝「そんなん関係ないってもう(笑)」記念球は?「いらんよ」【一問一答】

 接戦を勝利し、手を叩く岡田監督(撮影・市尻達拡)
 大竹(49)と勝利のタッチを交わす岡田監督(撮影・立川洋一郎)
 広島に勝利し、岡田監督(右)とタッチを交わす佐藤輝(撮影・中田匡峻)
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 「広島1-2阪神」(3日、マツダスタジアム)

 阪神の岡田彰布監督が、阪神の監督として通算514勝目をマークし、藤本定義が持つ球団歴代最多記録に並んだ。価値ある数字を問われた指揮官は「そんなん関係ないやん。関係ないってもう(笑)」と苦笑い。ウイニングボールは「そんなん誰も覚えてないやろ。いらんよ」と語った。

 以下、岡田監督の一問一答。

 -佐藤輝が久しぶりに。

 「久しぶりやろ」

 -神宮で、本塁打が出ると話していた。

 「まあな。その2点やからな」

 -相手バッテリーも佐藤輝を嫌がっていた。

 「まあ、最初のな、1打席目やったからな。2打席目か。フォアボールも選んどったし。2打席目も」

 -守備もミスもあったが。

 「いや、いつもワンバン放れいうてんのに」

 -大竹は持ち味を。

 「そうやなあ。まあ、まだちょっと余力残したけどな。きょうはな。まあ、2イニングやったらな。何とか継投いけるしな」

 -相変わらず広島との相性もいい。

 「いやまあ、あの緩い球を放れるいうことは、自信持っとるんやろな。タイミング外すというかな、緩急を。言うても相手が嫌がってるもんな」

 -スコアは2-1だが、勝ち方は?

 「いや、ファインプレーもあったけどな、どこかで1本出てたら楽やったけどな。まだまだそんな楽には勝てんわ。でもこないしてしのいでいったら、もうちょい楽な勝ち方ができるようになるんちゃうかな」

 -潮目は変わった感じはするか。

 「それはヒットも出るようになったし、チャンスをつくれているからな、そこで回ってきた者がな、そこで1本タイムリーでも出たらな、だいぶ楽になるよな、やっぱこういう勝ちな、逃げ切るというかな」

 -514勝。

 「そんなん関係ないないやん、関係ないってもう(笑)」

 -一つずつ積み重ね

 「うん、それをなあ、おーん、だから7月入って、オールスターまでの区切りやな、そこでどんだけな、貯金積み重ねられるかやろなあ、やっぱり」

 -明日の試合が持つ意味は大きい。

 「いやいや大きいけど、村上も分かっとるよ、そんなもん。昨日もな、ブルペン見たけど、だいぶ調子もな、いい時に戻っとるよ」

 -ここ数日イニングにこだわらない継投。オールスターまでの貯金を。

 「そうやなぁ。まずオールスターまでやからなぁ、おーん。まぁだから連投になるけどな、なるべく球数少なく、あんまり負担かからんような球数でな、おーん。オールスターまでちょうどひと区切りやから、そこはひと踏ん張りやな。もうちょっと点取ったらもうちょっと楽にいけるんやけどな、こういうゲーム展開やからしゃーないけど」

 -ウイニングボールは。

 「そんなん誰も覚えてないやろ。いらんよ」

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