阪神・岡田監督 悪送球の佐藤輝に「ワンバン放れいうてんのに」ウイニングボール「いらんよ」
「広島1-2阪神」(3日、マツダスタジアム)
阪神が佐藤輝の2発で競り勝った。二回に右越えに運んで先制4号、六回には左越えに勝ち越し5号を放った。7回2安打1失点と好投の大竹が5勝目。岡田彰布監督は阪神監督として通算514勝目をマークし、藤本定義が持つ球団歴代最多記録に並んだ。以下、岡田監督との一問一答。
◇ ◇
-佐藤輝が久しぶりにホームラン。
「久しぶりやろ」
-神宮で本塁打が出ると話していた。
「まあな。その2点やからな」
-相手バッテリーも佐藤輝を嫌がっていた。
「まあ、最初の1打席目やったからな。2打席目か。フォアボールも選んどったし。2打席目も」
-守備はミスもあったが。
「いや、いつもワンバン放れいうてんのに」
-大竹は持ち味を発揮した。
「そうやなあ。ちょっと余力残したけどな。2イニングやったら何とか継投いけるしな」
-スコアは2-1だが勝ち方は。
「ファインプレーもあったけどな、どこかで1本出てたら楽やったけどな。まだまだそんな楽には勝てんわ。でもこないしてしのいでいったら、もうちょい楽な勝ち方ができるようになるんちゃうかな」
-明日の試合が持つ意味は大きい。
「大きいけど村上も分かっとるよ」
-ウイニングボールは。
「そんなん誰も覚えてないやろ。いらんよ」