阪神・村上 プロ初適時打も反省の7回3失点 暴投「本当に申し訳ない」“天敵”秋山にもやられた

 「広島7-5阪神」(4日、マツダスタジアム)

 “天敵”に出ばなをくじかれながらも、首位相手に粘投を見せた。阪神・村上頌樹投手が今季5度目の広島戦で7回3失点(自責2)。同点のまま107球でマウンドを降りて、4勝目はつかめずに「毎回のようにランナーを出したのでリズムを作れなかったですし、そこが反省かなと思います」と悔いを残した。

 初回先頭の秋山に初球を右前に運ばれた。この一打を足掛かりに、盗塁も絡められ、あっさり先制点を献上した。広島戦登板4試合連続での初回失点。「1番・秋山」の初回打席は、4月30日は初球先頭打者アーチ、5月7日は右二塁打、5月21日は初球左二塁打とやられ続けている。

 三回1死でも秋山に初球右前打を許して、首をひねった。それでも苦手と認識することなく「そこまで気にしてないですし。気にしたら余計なっちゃうので、気にせずいこうと思います」と自らに言い聞かせた。

 四回1死二、三塁ではフルカウントからのフォークが、ホームベースのはるか手前で弾んで2点目を失い「暴投なので本当に申し訳ないなという感じです」と猛省。五回は1死二、三塁からの遊ゴロで同点のホームを踏まれた。

 二回1死二、三塁の打席でプロ初適時打をマークしたが「それはたまたまです」。打撃での貢献もチームが勝てなければ意味がない。次戦はマウンドで圧倒的な存在感を示す。

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