左肩甲骨骨折の阪神・木浪 早出特守を再開「いい感じにできてる思います」 完全復活へ着実に一歩
左肩甲骨の骨折でリハビリ中の阪神・木浪聖也内野手(30)が5日、鳴尾浜で早出特守を再開した。普段は練習開始の約10分前からグラウンドで練習を行うが、練習開始30分前からジョギングなどで体を動かして準備。その後、田中2軍内野守備走塁コーチ、上本2軍野手コーチが見守る中、ノックを受けた。31度の炎天下で約20分間にわたった特訓。「いい感じにできてると思います」と明るい表情で話した。
木浪は6月15日・ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)の九回、背中に死球を受けて途中交代。試合後に福岡市内の病院を受診し、左肩甲骨の骨折を診断された。18日から鳴尾浜でリハビリを開始し、キャッチボールや壁当てなど、患部の状態を確認しながら可能な範囲で行えるメニューをこなしてきた。
ファームで2週間あまりが経過。もどかしさや悔しさがある中でも前を向いていた。室内での打ち込み、29日には負傷後2度目のノックを受けるなど着実に歩みを進めている。焦ることなく一歩ずつ完全復活を目指す。