阪神・岡田監督が佐藤輝を称賛「初球からミスショットしないで」「結果も出てるしね」森下にも言及 一問一答
「阪神2-1DeNA」(6日、甲子園球場)
阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。岡田監督の一問一答は以下。
-初回は嫌な流れになりかけたところから始まった
「いやいや、それは大きかったですね。初回ね。最低1点はやっぱり覚悟しないといけない展開だったですけど」
-バッテリーも走られた後、昨日の三盗も頭にあった
「いやいや、昨日じゃなしに、おとといからでしょ。よくアウトにしましたね」
-同点は小幡のタイムリー
「もうね、なんとか坂本もサードに送ろうとする、そういうバッティングも光ったし、まあね、昨日もね、あそこで、同じ五回かな。あれもな。おーん。(走者を)かえせなかったので、早いイニングにかえせたのでね。後半勝負かなというような感じでいきましたね」
-佐藤輝の勝ち越し打(決勝打)
「左(投手)くるね、左一枚だったんだけどね、多分左くるだろうな、と。5、6(番)のところでね。まあ、初球からミスショットしないでね。良かったと思いますよ。次も惜しかったですけどね。島田の当たりもね」
-佐藤の最近の打撃
「結果も出てるしね。ホームランじゃなしにね、軽打というかヒットの積み重ねが最終的にホームランになるんじゃないですか」
-先制されて逆転は久々
「先制いうてもね、1点がほんとの先制かなと思うけど。まあ、反発力というかね、そういうゲームが少ないんでそういう展開になるんだけど。いつもこういう展開で勝つか負けるか、そんなんばっかりですけど」
-伊藤将が1カ月ぶり勝利
「いやいや、初回乗り切って、2回以降は低めに集まったし。まあ、オースティンには失投と思うけど。球数も少なかったんだけど、チャンスも来たしあそこまで投げればね。きょうは2人(ゲラ、岩崎)で済んだんで。何とか明日はね、2人休ますようにしたいですけどね」
-得点した後の守り。先頭を出しながらも併殺が2つあった
「そうですね、また初球ね、いきなりヒット打たれたけど、まあ、しのいでしのいでじゃないですか、それはね」
-阪神の監督として歴代最多の通算515勝
「まあね、数字が出るとね、毎日がすごく長く感じるんでね、あんまり気にしないようにしてたんですけど。今日はボールもらいましたね、みんな覚えてて」
-どの選手からもらった
「いや、坂本でしょ、最後。坂本やったと思いますけどね」
-監督の中でもこのボールは特別なものになるか
「いやいや、当然家に持って帰りますけどね、それはね」
-明日に向けて
「いやいや、いつも5割なって、本当苦しいね、そういう勝ち方っていうか、そこでまた今回も食い止めたんで、もうちょっとゆっくりね、明日は野球したいと思いますね。それだけですね」
(ペン囲み)
-佐藤輝は初対戦の投手だったが
「いやいや、来た球というか、ストレート狙ってて、あれもな変化球高めにぽっと来たら、そんなのホームランとか狙わずにね、普通にバットが出ればいいんよ」
-初球をミスせずに仕留めてくれた
「いや、それはだから、いつもいつも甘い球来るわけじゃないからな、でもそれは打席の中での集中力やろ。甘いボールがね、バットを振りに行くというかね、反応よ、やっぱりな」
-いい状態はずっと続いていると見ているか
「まあ、いい状態というか、これからずーっとやでそれは、ずーっとやらなあかんことやで、積み重ねやからな、おーん。ほんとにいい状態やったらもっとホームランボンボン出とるやろ。そんなのは、本人の中では、今までは悪すぎたから、おーん、そういう感じで打ってやけど、まだまだこれからやんか。やっとこうヒットがな、出だしてな、そこにホームランがついてくるとかな」
-初回はベンチから見ててもアウトだと
「いや、アウトだと思った、おーん」
-伊藤将も低めに行くと併殺がとれる
「そうよ、それが持ち味のピッチャーやからな、結局は、高めに行く時は、ちょっとそって投げるもんな、うーん。前回の初回もそうよ。今日も言うたけどな、投げ終わってからな。やっぱ反ってる時が高めいってるからな」
-攻撃は次の塁を狙う姿勢が出ていた
「坂本のとこもなあ、そらなあ、何としてもサードに送るという、そういうバッティングやろ、やっぱり。空振りとかすると何も起きんからな」
-貯金維持は大きいか
「いや、分からん。(いい形で)シーズン終わったら大きかったなって言えるやろ。いまは分からん、今はまた減らさんように増やすことしか考えてないから」
-藤本定義さんは幼少期に見ていた監督
「おお。そんなあんな小さい時に監督なんか見てるかいな(笑い)。見るわけない、監督目当てに来てるんちゃうんやから」
-そんな方を超えた
「いやいや、それは、そんなあんまり気にせんな、おーん」
-2軍落ちの森下には教えたことをやって欲しい
「ちゃんとやればな。それだけよ」