「２軍練習試合、阪神１－３日本生命」（７日、鳴尾浜球場）

　阪神・門別啓人投手が背中の張りから実戦復帰した。６月１１日のウエスタン・オリックス戦（鳴尾浜）以来、約１カ月ぶり。「積極的に真っすぐを投げられたので良かった」。直球主体の投球で三者凡退に抑えた。

　五回にマウンドへ。プロ注目の石伊を左飛に打ち取ると、藤本も１４６キロの直球で左飛。最後は高田をスライダーで狙い通りの空振り三振に仕留めた。「どんどん上がってくると思います」と状態アップへ自信をのぞかせた。

　この日は同じ左腕の伊藤稜が“プロ初登板”。その姿を登板後に見守った。「ランニングもしてなかった人がここまでいくのはすごい。自分も頑張らないといけないなと思わされました」。門別も再出発から走り出す。