監督選抜で阪神・桐敷が球宴に初選出「岡田監督に感謝でいっぱい」 中野は4年連続4度目の出場へ

 「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日・エスコンフィールド、同24日・神宮球場)の監督選抜が8日、発表され、阪神の桐敷拓馬投手(25)と中野拓夢内野手(28)が選出された。桐敷は球宴に初出場。中野は4年連続4度目の球宴出場となる。

 桐敷は今季36試合に登板し、3勝0敗、防御率2・16。リーグ2位の21ホールドを挙げている。「本当に素直にうれしいの一言。まさか選ばれると思っていなかった。監督推薦ですし、岡田監督に感謝でいっぱいです」と話した。

 昨季はフレッシュオールスターに出場。その姿を見た指揮官が中継ぎとして1軍に昇格させた。1年を経て、次は1軍のオールスターへ。「初めてなのでいろんなことを経験しながら、いろんな人と交流して、後半戦につながる投球をしていきたい」と意気込んだ。

 また、中野は新人時代から4年連続4度目の出場となる。「今回は選ばれない気持ちもあったので、ビックリです」。今季は打撃で苦しんだ時期もあったが、7日のDeNA戦(甲子園)では12試合連続安打&今季6度目の猛打賞を記録。堅実な守備に加え、打撃の調子も上向いてきた。

 「スターが集まる素晴らしい場所なので、自分の持ち味であるスピード感あるプレーをオールスターでもできるように、楽しみながら頑張りたい」と誓った。

 セ・パともにファン投票、選手間投票、監督選抜のメンバーが出そろった。最後の1人を選ぶ「プラスワン投票」は9日から15日まで投票期間が設けられ、結果は17日に発表される。

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