阪神・小幡 打撃開花のワケ 糸井嘉男氏が解説「ポテンシャルはずばぬけている」佐藤輝の状態にも言及

 「阪神2-1ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 阪神が2試合連続のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。本紙評論家の糸井嘉男氏は「最後は近本選手が絶対に決めてくれると思っていました!」と興奮気味に振り返った。

 劇的勝利の一戦で超人が注目したのは8試合連続安打と好調の小幡だ。「いいですね。小幡選手は昨年から良くなっているんですよ。昨年は途中出場が多かったけど、打率・282の成績を残していますからね」とうなずいた。好調の要因には「少しタイミングを早くとっているように見えますね。それがいい方向にいっている。打者はタイミングを早めに取る方が絶対いい。今の時代、速い真っすぐを投げる投手がたくさんいる。速い真っすぐを打たないといけない」と、“速球撃ち”をレギュラー取りの条件に挙げた。

 糸井氏はかねて小幡に米大リーグのレッズ・デラクルーズのような大型遊撃手になってほしいと願っている。「ポテンシャルはずばぬけている。肩も足も素晴らしい。バッティングが伸びたらレギュラーになれる」と賛辞は止まらなかった。

 一方、2つの見逃し三振を喫するなど精彩を欠いた佐藤輝については、「いいところに投げられましたけどね。追い込まれる前の球を捉えないといけない」と指摘。打撃の状態は「上がりそうで、まだ上がりきっていない。探り探りのような感じを受けますね。たいていの打者は4月、5月は探り探りで、6月からガーンと上がっていく。ドジャースの大谷君もそうでしょう。テルの中でそれが7月、8月なのかもしれない。夏場にバーンと上がっていけば、チームも乗っていける」と今後の爆発に期待した。

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