阪神・大竹“雑草魂”で完投や 苦手の夏場対策へ意識改革 10日ヤクルト戦先発

 登板に向け調整する大竹(撮影・山口登)
 キャッチボールする大竹(撮影・山口登)
 登板に向け調整する大竹(撮影・山口登)
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 10日・ヤクルト戦(甲子園)に先発予定の阪神・大竹耕太郎投手(29)が9日、キャッチボールなどで調整し“雑草魂”でマウンドに上がることを誓った。日差しを浴びてより強くたくましく、どれだけ刈っても生えてくる「夏休みの公園に生えている雑草」のイメージで、目指すは完投だ。

 昨年7月は3戦1勝0敗だったものの、防御率は4・12と他の月と比べて高い数字だった。しかし今年は「夏場に調子が落ちる」という“固定観念”を捨て、「夏だからあえて意識するみたいなものはあまり(ない)」と普段通りで臨む。昨年は夏の対策を多く考えていたが、その考え自体がネガティブ思考だとして意識改革した。

 前回先発した3日の広島戦(マツダ)では7回2安打1失点で5勝目を挙げ、余力たっぷりな様子を見せていた。さらに今季ヤクルト戦は2戦2勝と好相性なこともあり、次は完投を目標とする。「本来もっと投げないといけないし投げれると思うし。才木とか村上みたいに任せてもらえるように」と気合十分。厳しい環境も力に変えて投げきる。

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