阪神・井坪 マルチ安打も満足せず 感覚悪くとも2軍で打率・316 高卒2年目、尽きぬ向上心

 8回、井坪は適時打を放つ(撮影・北村雅宏)
 3回、中前打を放つ井坪(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神7-3くふうハヤテ」(9日、鳴尾浜球場)

 ハイアベレージをキープしていても、満足しないところが頼もしい。阪神・井坪が2安打1打点で、打率・316。ウエスタン・リーグ3位につけているが、「最近は自分の中ではあまり良くなくて、ごまかしながらやってるところがある。もっと修正して、良かった感覚に戻せるように」と高いレベルで課題を挙げた。

 八回2死一、二塁、高めの直球を右前にはじき返して、ダメ押しの7点目。三回2死一、二塁でも中前打をマークしたが、二走が本塁憤死で打点は稼げなかった。七回無死一塁ではきっちり犠打を決めて、得点へつながる働きを見せた。

 6月中旬ごろの打撃が、自身で納得のいくスタイルだったという。「感覚が良くないときもヒットが出るのは、去年より成長したところかな」。高卒2年目、向上心は尽きない。

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