阪神 木浪が1時間特守 今週末のシート打撃で打席に立つ見込み

 ノックを受ける木浪(撮影・北村雅宏)
 練習中に笑顔を見せる山田(撮影・北村雅宏)
 試合前、遊撃手のポジションでシートノックを受ける木浪(撮影・北村雅宏)
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 左肩甲骨の骨折で2軍調整中の阪神・木浪聖也内野手(30)が10日、鳴尾浜臨海野球場のグラウンドで約1時間、ドラフト3位・山田と遊撃ノックを受けた。

 木浪は「今しかできないので。数も受けてませんでしたし。今、数を増やして体を一からやってる感じですね」と意図を明かし、「気になるところはもうないですね。動きの確認であったり、そういうのもしっかりできてるので、大丈夫です」と順調な様子を見せた。

 11歳下の後輩・山田については「高卒1年目にしてはうますぎる」と絶賛し、「軽いというか、もちろん守備範囲も広いし、1歩目であったり、スピードが違うので。あとハンドリングも上手ですし、ボールの入り方であったり、そういうのもうまいので。自分も見て、必死にやってました」と刺激を受けた様子。

 木浪はこの日、試合前のシートノックにも参加。和田2軍監督は木浪の今後について「その練習を少し繰り返して、練習する体力、試合に出る体力をもう少し。やっぱり出られますだけじゃ。体力もつけていかないといけないし、反復練習が必要なので」と話した。

 その上で「(12日からの由宇)遠征も残って、こっちでシートをやるので。そこで1回(打席に)立って、来週くらいから徐々に(試合に)入っていければなと。現時点ではそう思っています。(シートの日付は)ちょっと天候の関係があるので。金土日のどれか、土日かな」と今週末のシート打撃の打席に立たせる方針であることを明かした。

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