阪神・岡田監督 大混戦のセに「まだ7月ですからね。まだまだ先ですね」2打点の野口評価「うまく打ちましたよね」一問一答
「阪神4-1ヤクルト」(10日、甲子園球場)
阪神が今季2度目の4連勝。「6番・右翼」でプロ初スタメンの野口が同点打を含む2打点と活躍。先発の大竹は6回5安打1失点で6勝目を飾った。岡田監督の一問一答は以下。
-初スタメンの野口が2打点の活躍
「ちょっと重苦しいね。奥川に抑えられてて。最初のチャンスだしね。前の打席でね、三振してるので、それの教訓ていうかね、うまく右のほう打ちましたよね」
-昇格後、1軍の投手に対応している
「うーん、まあ、まだまだ経験ね、していかないといけないんですけど。期待に応えるようなね、そういうバッティングしてくれていると思いますね」
-スタメンは迷いなく
「いやいやもう、昨日からね。同じような年だし。奥川は。明日奥川だったら、野口いこういうことで」
-佐藤輝にも楽しみな打球が増えてきた
「あー、そうですけどね。まあ、これはもうそういうヒットの積み重ねで、いいんじゃないんですか? あんまり気にしないでね。そういう積み重ねがね、最終的にホームラン出ると思いますよ」
-大竹は6回1失点。
「いやあ、まだ余力を残していて、まだ行く気でいたんだけど、後ろのピッチャーも投げてないし、明日もまた空くので、そこは代えたんですけど。初回に1点取られたんですけど、そのあとはうまく緩急を使って、持ち味を出して投げていましたね」
-僅差のゲームが続いた中で3点差。
「いやあ久しぶりですよ。ゆっくり7、8、9回をベンチで見られたのがね」
-中継ぎにホールドが付いて、クローザーにセーブが付いた。
「そうですね、選手はそういうことをあまり気にしてないと思うけど、2人(ゲラと岩崎)も久しぶりやったんで。明日1日空くので、それから6連戦があるので、そこで踏ん張ってほしいですけどね」
-久しぶりの4連勝。勢いをどう感じるか。
「すごい勝ちが続いたし、今日みたいな勝ちを続けることが大事かもわからないですね、やっぱりね」
-大混戦(首位は巨人、0・5ゲーム差で阪神とDeNA、4位広島も首位まで1ゲーム差)
「こんなんまだまだ、まだ7月ですからね。まだまだ、先ですね」
(囲み)
-野口の起用がはまった。
「はまったというか、ちゃんとしたら打てるよ」
-前の打席で振った球を振らずに
「そうそうそうそう。そらみんな初めてのね、ええピッチャーやし、なかなか2軍では対戦できないようなピッチャーと当たってるわけやから。最初からどんどん打てとは言えないし、キレのいいボールを空振りしたら今度はそれを振らないように、そうしていけばええんよ」
-ショートゴロも強いスイングだからこそ
「そうよ、あれ差し込まれたらショート正面ぐらいのゴロでゲッツーなってるかもわからんけど、やっぱり差し込まれてるけど振り切れてるから、ああいうね、弾む打球いうたらおかしいけど、やっぱり、ボールもスピンかかってるから弾むんやろね。差し込まれて、あんな弾まんよ。振り切ってるから弾むと思うよ」
-島田の途中交代で守備ハマった
「普通やんか。回ったら、出たら代走からいくいうのは普通のことやし」
-まだ満点ではないけどつなぎは
「できた方やろ。4点もとってんねやで、おまえ」
-これで4試合連続逆転勝ち
「まあ、1点は逆転っていうかな、って思うけどな。先に点取られたらみんな逆転勝ちになるけど、本当やったら、その1点でピッチャーがしのいで。初回1点取られてもピッチャーは打線の援護を待つわけやから。その1点で逆転いうのもどうかなと思うけどな、普通はな」
-これまでその1点が重かった
「いや、重かった。そら重かったよ、これまではなあ」
-少し変わってきたか
「まあそうやね。ヒットの割に点取れたもんね、今日は」
-相手のミスも生かして
「まあでも、それも野球やで。こっちもミスして点取られるんやからな」
-野口はまたチャンスが
「あるある、全然ある」
-次の中日戦も
「そんなんまだ決めてないわ」