阪神・岡田監督 12日から昇格の藤田について「初めて1軍か。知らんかったそれは」 ベンチに3人目の捕手で采配の幅広がる可能性【一問一答】
阪神・岡田彰布監督が11日、中日3連戦(12~14日・バンテリン)に向けて取材に応じた。12日から1軍に昇格する藤田健斗捕手について「初めて1軍か。知らんかったそれは」と話した。3人目の捕手をベンチに置くことで、原口文仁内野手の代打起用が「そら、いつでもいけるようになる」とし、中盤以降の選手起用の幅が広がる可能性を示した。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-ビジター続くが、ドームはありがたいか。
「いやいやそら、雨予報やからな、ドームでよかったよ」
-しんどい試合が続いてきた。
「しんどいって言っても勝ち負けで全然ちゃうよ」
-どちらに転んでもおかしくない試合を勝ってきたのは大きい。
「そういうことやろ、結局は。おんなじ試合するのも、勝ち負け(の展開で)でそら使い方も全然ちゃうで」
-リリーフも余力ある使い方をできた。
「だからお前、9人いらん言うたからな、ブルペンが。あれはな、ちょっとお前、だから、広島とかで投げとったからな。補充せんと、と思っとったけど」
-藤田は接戦になると捕手のところでやりくりがしやすくなる。
「あれや、今、4、2やけど。ずっと真ん中投げとったからな、左が。交代交代やろ?1日おきになるやろ。だから、ある程度ベンチでな、ベンチでキャッチャーはバッターを見させておかんとな。イニングの時にピッチャーのボールを受けるとかな、2人しかおらへんから。それちょっとなあ。それはもう広島で言うてたんや。キャッチャー3人にしようかって。余裕ができたらな」
-藤田はキャンプも頑張っていた。
「そや。使うために上げるというかな、それじゃないかもわからんけどな」
-藤田にはいいアピールチャンスになる。
「初めてか。ああそうか。中川はまだ上がってないんか」
-昨年の交流戦で上がった。
「藤田は初めて1軍か。知らんかったそれは」
-11日は試合がなくてイレギュラーな6連戦になる。12日は村上、ビーズリーは巨人に回るか。
「巨人、巨人。月曜日はまだ誰も投げてないからな。ビーズリー1人が間隔な、ちょっといびつになるけど、いびつなやつはずっといびつでいった方がええやんか(笑)それの方が慣れてるかも分からん」
-この間も影響なさそうだった。
「おお全然大丈夫よ」
-藤田を上げることで原口を使うタイミングが。
「そら、いつでもいけるようになる。いつでもいけるようになるからなあ、大山もライト守らんでええやろ」
-終盤七、八、九回あたりでいろんな手が打てる可能性が。
「そら、あるある。前川が出すとなあ、いま左の代打が糸原一枚になってしもうたからなあ。植田もおるけど、植田はそこまで代打いうあれじゃない。そこまでまだ余裕はないわ」
-オールスターまでが区切り。ビジター6連戦は大事にしたい。
「まあ9試合やから、1個2個、貯金つくれたらええんちゃう」
-ここからは後半戦の戦い方も見据える。
「後半ちょっとなあ、だからドームで投げたピッチャー、東京ドームの方な、一回抹消できるからな、そのへんでちょっとピッチングコーチと相談して、変える可能性もあるわな、1回な。また3つ始まりやろ、金土日始まりやろ、またな。そういう関係もな」
(自ら)
「ちょっとのう、100周年やからええピッチャー行っとかなあかんしな。100周年記念のなあ」
-8月1日はカード3戦目。
「そや」
-3戦目というよりカード全体。
「6連戦のな、6連戦のしょっぱなのカードいう感じやからな。まだそれはお前決めてないけど、まあ、オールスターくらいまでに決めるわ」