阪神・岡田監督 好機で三振の大山、佐藤輝に苦言「いつも言ってるやん、三振は何も起きない」
「中日3-0阪神」(12日、バンテリンドーム)
阪神は中日の投手リレーに手も足も出ず完敗。打線が振るわず、11三振を喫して連勝が4で止まった。
先発の村上は7回を投げて4安打3失点。二回に高橋周の適時二塁打、細川の2ランで失った3点が重くのしかかり、岡田監督は「そら1点、2点勝負やと思うわな。あっという間の3点やったからのう。防ぎようのない3点やったなあ。エアポケットに入ったような」と振り返った。
打線は中日先発・高橋宏の前に沈んだ。三回までパーフェクト。四回には四球と内野安打などで1死二、三塁のチャンスを作ったが、4番・大山が空振り三振に倒れると、続く佐藤輝も空振り三振を喫した。八回は2死満塁も中野が一ゴロに打ち取られた。
佐藤輝は高橋宏から3三振、マルティネスから三振を喫し、4三振だった。
岡田監督は四回の好機で連続三振を喫した大山、佐藤輝に苦言。「いや前打ったらええねん。簡単な事や。いつも言ってるやん、三振は何も起きないって。簡単なことやそれは。何番バッターであろうと、なあ。内野後ろ下がっているのに。何でちょこんと当てへんの。ゴロでもバット当てたらいいのに」と首をひねった。
続けて強調するように、「三振は何も起きないって言うてるやんか。それが4番、5番やねんからしゃあないわのう。4番、5番に聞いてもらわんと俺はわからへん。いつも同じ状況で」といら立ちを隠せなかった。