「中日－阪神」（１３日、バンテリンドーム）

　阪神の伊藤将司投手が２点リードの二回に逆転３ランを浴びた。

　先頭の福永に右前打を許すと、続く細川には高めの直球を左翼線二塁打とされ、無死二、三塁のピンチを招いた。迎えた高橋周にカウント１－１からの３球目、真ん中に入ったカーブを右翼席最前列に運ばれた。

　阪神は二回に大山の適時二塁打で２点を先制したが、無死三塁から坂本、小幡らが凡打に倒れ追加点を奪えなかったことが響いた。前日の二回には村上が細川に２ランを被弾するなど一挙３失点。２日連続で「魔の二回」になってしまった。