阪神が伊藤将、漆原、浜地の出場選手登録抹消 2軍の残留練習に合流 伊藤将「同じことを繰り返している」
阪神の伊藤将司投手(28)、漆原大晟投手(27)、浜地真澄投手(26)が14日、出場選手登録を抹消された。鳴尾浜球場で行われた2軍残留練習に合流。早期1軍復帰に向けて再出発した。
伊藤将は13日の中日戦(バンテリン)に先発。3回を投げて高橋周に3ランを浴びるなど5失点でKOされた。「反省点というか、同じことを繰り返している。そこを直さないといけない。そこを早くどう直すかは自分次第だと思う」と前を向く。
漆原は同戦に3点リードの五回から3番手で登板した。連打と四球で無死満塁のピンチをつくると、カリステに中犠飛を許して3試合連続の失点。なおも1死一、三塁で福永に適時打を浴び、1点差に迫られたところで降板となった。「直近は全然よくなかったので、そこら辺の修正点はあると思う。少しでもいい状態で。いつ呼ばれてもいいような状態にしておくことが大事」と再び戦力になるために、準備を整える。
同戦に浜地は五回1死一、二塁のピンチでマウンドに上がった。しかし、細川に逆転二塁打。2死二塁からは投手・藤嶋にも適時打を許した。2イニング目となった六回は三者凡退。今季はここまで17試合に登板し、0勝0敗、防御率1・33と結果を残していたが「ランナーいる場面でいってかえす。途中からいって仕事ができなかった。そのためにやらないといけないことは多いと思いますし。あとはしっかりと状態を上げて、コンスタントに使ってもらえるようにならないといけない」と与えられた場面で起用に応えられる投手を目指す。