阪神・岡田監督、6回無失点のビーズリーに「また巨人にいけるやんか」 Gキラー、いまだ無失点【一問一答】
「巨人0-2阪神」(15日、東京ドーム)
阪神が巨人との接戦を制し、2連勝。巨人キラーの先発・ビーズリーが6回5安打無失点と期待通りの好投を見せれば、その後の継投もピタリとはまった。ビーズリーはこれで18回2/3を投げ、巨人に得点を与えていない。
打線も四回に大山の2点適時二塁打でワンチャンスをモノにしての逃げ切り勝ち。ロースコアのヒリヒリする展開にも試合後の岡田監督は上機嫌だった。監督の一問一答は以下の通り。
-ビーズリーは良かった。
「また巨人にいけるやんか」
-岩崎を休ませるつもりだった。
「もう今日はなあ。明日は才木と岩崎の2人でいけんかなあと思っていたけど」
-プラン通りか。
「そうそう、うん。あそこで石井が3人でなあ、フォアボールなあ、打たせたらええのに(笑)3人でいっとったら、ちょうど1回で済んどんやけどな、おーん」
-桐敷はああいう場面でいい働き。
「うん、まあずっといいし、今日は特に良かったな。だからまあ、最初からね、打順入れ替えたら当然な、イニングまたぎになるけど。まあ明日はもう、1人上げなあかんからな、ピッチャーな。明日は他の左ピッチャーに任せようと思って」
-ビーズリーは球数も少なく。
「いやもう、十分十分。だいたい100球メドで、六回な、ちょっと序盤球数多なったからな、二回とかでな」
-後ろがしっかりしてるからこそ。
「ああもう、代える代える、全然。あと明日とあさっての2試合やからな」
-ゲラも自信取り戻したようなピッチング。
「そうやなあ、あんまり(ボールが)暴れんようになってきたよな。ちょっと引っかかってな、スライダーっていうかな。カットボールにしても、引っかかってたやつが、引っかかりがなくなってきたよな。けっこう投げていった方がええかもわからんな、間隔空けるよりはな」
-巨人とは2カ月ぶりの対戦。
「俺も今日、『久しぶりやな』と阿部にも言うた、『久しぶりやな』って。なかなか、なんか、あんまり対戦なかったもんな」
-(初対戦の)ヘルナンデスも抑えた。
「いやいや、まあ、いろんな情報入ってたし、それがな。岩崎の知り合いの情報も入ってたしな。元巨人情報やけど」
-近本が20打席ぶりのヒット。
「そやなあ、なかなかな、はっきり言って1、2番が出てないんやで、全然。あそこがもうちょっと機能したらな、もうちょっとチャンスつくれると思うんやけどな。
-ロースコアだが、普通の勝ち方ができた。
「まあこれが普通やろな。今の打線の調子からいったらな。2点も取ったやん、すごいやん。ここ最近の、昨日の延長のあんなんは別としてな」
-それくらい赤星の球も走っていた。
「おう、良かった。初回から球走ってるなと思った。その前の映像も見てたんやけどな、2軍戦もちょうど(映像を)見とったんよ、甲子園の時に。あの時も良かったからなあ」
-継投も決まり、会心の勝ちか。
「まあイメージ通り。そら、フォアボールがなかったら(理想だけど)なあ、長野の。まあそれは出す時もあるし、ここで2点じゃ、警戒して投げんとあかんし」