阪神・中野 逆転Vへ後半戦の甲子園6戦必勝「一つでも多く勝って、長期ロードに」

 阪神の中野拓夢内野手(28)が25日、逆転優勝に向けて、後半戦最初の甲子園での6試合を重要なカードと位置づけた。「一つでも多く勝って、長期ロードにいけるようにチーム一丸でやっていきたい」。8月1日の巨人戦以降は同30日まで聖地には帰ってこない。勢いをつけるためにも、勝ち越しは最低条件だ。

 「いい流れで入るのが一番だと思う。オールスター明けの初戦は大事に戦いたい」

 昨季は球宴明けの初戦こそ落としたものの、長期ロード前の甲子園6連戦は4勝1敗1分け。8月の躍進につながった。7月30日からの巨人3連戦は甲子園100周年の記念カードにもなる。同31日は自身の登場曲を歌う、ベリーグッドマンも来場予定。「リラックスしながら、聞ければいいかな」。前半戦は苦しんだ虎の選手会長が本領を発揮する。

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