【藤田平氏の眼】阪神・森下は岡田監督の助言が効いてきた 回転軸が真っすぐに修正されつつある 軸の安定が大事

 「阪神4-3中日」(28日、甲子園球場)

 阪神が延長十一回、サヨナラ勝ち。今季3度目の4連勝で、7月の月間勝ち越しも決めた。九回、抑えの岩崎がつかまり、2点のリードを追いつかれたが、延長十二回、森下が中日の守護神・マルティネスからプロ入り初となるサヨナラ打を放った。デイリースポーツ評論家の藤田平氏は「岡田監督からのアドバイスが身につきつつある」と評価した。

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 タイガースは後半戦3連勝という最高のスタートとなった。殊勲者は、この日サヨナラ打を放った森下。彼のフォームを見ても岡田監督からのアドバイスが身につきつつあることが分かる。

 具体的には回転軸が真っすぐに修正されつつあること。軸が真っすぐならバットのヘッドが出てくる。不調時は、体が反っくり返るように開いてバットが遅れて出ていた。さらに軸がぶれていたことでスイングもアッパー気味だったが、最近はレベルになりつつある。軸が真っすぐなら長く回り、ぶれていたら倒れてしまう『こま回し』と同じ。バッティングも軸の安定が大事なのだ。

 次カードは首位・巨人との3連戦。阪神と同様に後半戦3連勝中だ。両チームとも投手陣が安定している。勝敗のカギを握るのは打線だ。

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