阪神・豊田「初心に戻って積極的に」降格後即安打 九回2死で一時勝ち越し打「結果になって良かった」

 「ウエスタン、中日5-4阪神」(30日、ナゴヤ球場)

 強い決意を持ってファームで鍛え直す。25日に出場選手登録を抹消された阪神・豊田寛外野手が降格後初実戦。「もう一回初心に戻って積極的にいこう」と1打席目から快音を響かせた。

 「1番・中堅」でスタメン出場。見せ場は3-3で迎えた九回2死二塁。「初球、絶対1球で仕留めよう」と打席に立ち、狙っていたスライダーを捉えた。横っ跳びした二塁手の横をすり抜けて一時勝ち越しの適時打に。「結果になって良かった」と安堵(あんど)した。初回には「なんとかくらいついて」と粘ってスライダーを中前打。2安打1打点でテーマに掲げていた“事起こし”をやってのけた。

 降格後、地方球場で行われた試合にはすぐに出場せず、鳴尾浜で打ち込んだ。「ちょっとボールの見え方だったりが、自分の中でおかしくなってた」と原点に立ち返り、積極的にバットを振った。和田2軍監督は「塁に出るところと勝負にいくところ、どちらも結果を出している。もう一回チームの勝ちに貢献してほしい」と期待。走攻守でレベルアップしてはい上がる。

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