阪神・岡田監督 6連勝にも中継ぎ陣に苦言「逃げてるように見える」「ホンマ情けない。1イニング投げ切れんもんな」【一問一答】
「阪神9-6巨人」(31日、甲子園球場)
阪神は初回に野口の押し出し四球、木浪の2点適時打、さらに及川のプロ初安打となる左前適時打で4点を先制すると、その後も攻撃の手を緩めず、9得点を奪って今季2度目の6連勝。首位・巨人相手の連勝でゲーム差を1・5に詰めた。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
(テレビインタビュー)
-打線の奮起。
「いやいや、まあ初回大きかったですね」
-集中打が出始めている。
「いやいや、それはこんだけヒット出るんだから悪くはないと思いますよ」
-前半戦は投手が引っ張って、後半戦は打者が引っ張るのはチームとしてもいい流れ。
「まあね、まあ前半戦がね、あまりにも点が取れなかった分ね、それは野手の方は分かっていると思うので後半、その分取り返してくれたらいいと思いますけどね」
-先発の及川は。
「いやいや、もう少しいってほしかったですけどね。あそこで精一杯ですかね。五回ね。先発やったら勝ち星付いてないから意識をしたのか、フォアボールが絡むのでね、その辺が課題でしょうね」
-1つ白星が付いて次以降の変化は期待できるか。
「それは先発初勝利ということで、自信にはなると思いますけどね」
-4試合連続2桁安打。どの選手に状態の良さを感じるか。
「いやいや、どの選手というか、全体にね、みんなに満遍なくヒットが出ているので、凡退しても後ろのバッターがカバーするっていうか、とにかくいい流れにはなっていると思いますね」
-6連勝の持つ意味は。
「いやいや、もうね、勝ち負けの勝負になってくるんでね、後半は。連勝とかじゃなしに、1試合1試合ね、それの積み重ねと思いますよ」
-明日の節目へ。
「いやいや、まあね、最後ロードにも出ますしね、甲子園最後なんで、最後というか、このカードの最終戦で、2つ勝ったんで、いい形でね、明日ね、記念日ですからね、いい形で勝利したいと思いますね」
(記者囲み取材)
-2アウトから得点が。
「なあ。いや、見ての通りやん」
-中継ぎは。
「今日なんか使う気なかったけどな。情けないな。ホンマ情けない。1イニング投げきれんもんな」
-あの辺は誤算か。
「フォアボールが絡むからさ。逃げてるように見えるからな結局はな。勝ってる時、僅差とかはなかなか投げる機会なかったからな。こうやって投げさせてみたら、そういうことや」
-夏場なってあの辺が頑張らないと。
「いや、他のピッチャーおるよ、そんなの。それだけのことやんか」
-桐敷らは明日使いにくいか。
「いや、そら、どういうゲーム展開になるか分からへんからさ」
-今日は使ってはいけない試合。
「まあ、そういうことやん。石井にしてもそうやん。1球で球数は投げてないけどな。マウンドに上がる場面も、その分違うからな」
-森下は顔面付近への球が危なかった。
「え?情けないのう、巨人もな。情けないと思ったわ、俺は。あの2ー0からスライダーでストライク取って、なんか笑うてる姿見たら。情けないねえ。伝統の一戦にならんよ、はっきり言うて。ホンマ」